インターネットがゴミサイトだらけなのは、アフィリエイトサイトやまとめサイトでゴミが増えたことが原因ですが、解決方法があります!
「インターネットがゴミだらけ」と思うこと、ありますよね?検索エンジンを使ってみても、SNSを使ってみてもゴミサイトばかりが目につくことが最近増えている気がします。
私もよくあるので、今回はどうしてインターネットがゴミだらけになってしまったのかを考えて文章にしました。解決策も考えたので、ぜひ読んで下さいね!
インターネットには誰でも自由にどんな記事でもアップロードできてしまうので、インターネットがゴミだらけなのは当然です。ただし、インターネットには役に立つサイトや面白いサイトもあるので、よいサイトを効率よく探すことができれば、インターネットで情報収集するメリットは大きいです。
検索エンジンなどのWEBサイト紹介サービスが、すべてのページの中で役に立つサイトや面白いサイトを上位表示してくれれば、インターネット全体がゴミだらけでも問題はないのですが、現状では検索エンジンに上位表示されるサイトがゴミだらけになってしまっています。
ですから、私たちはよいサイトを見つける方法を考えて実践して毎日楽しく情報収集をしています。しかし、調べたいテーマによってはどうしてもゴミサイトばかりに行き当たって時間を浪費してしまうことがあります。
インターネットがゴミサイトだらけになった最大の理由は、アフィリエイトのためのゴミサイトの大量作成です。検索エンジンでもSNSでも良さそうなサイトが見やすい場所にたくさん並んでいて、読んでみるとゴミだらけでがっかりすることが本当に多いです。
サイトの中身はイマイチでも、検索エンジンに表示される客寄せの文章には力を入れているのが厄介です。SNSでの集客のためにサムネだけに凝っていて、中身がイマイチのアフィリエイトサイトも厄介です。
ゴミサイトは本当にお金儲けのことしか考えていません。まるで詐欺師のような巧みな文章で悪質な商品を買わせる販売サイトもあるので注意が必要です。
また、直接何かを買わせるのではなく広告収入を得ることだけを考えているアフィリエイトサイトもあります。読者がつまらないと思ったら、広告にすぐに飛んでいってくれれば良いという考えです。集客さえできれば、サイトの中身より広告の方が面白そうだと思ってもらえればよいのです。
検索エンジンはできるだけ利用者の目的に沿ったサイトを紹介することをビジネスにして大成功しました。本当に便利なもので私も毎日使っています。しかし、常にどんなキーワードに対しても利用者に最適なサイトを紹介するのは難しいです。
米グーグルのプラバッカー・ラガバン上級副社長によると、「日本の検索エンジンユーザーは検索ワードが簡潔なことが多くて探している情報にたどり着きにくい傾向にある」とのことです。ですから、ゴミサイトに辿り着いてしまうのはユーザーにも少しは原因がありますが、それだけではありません。
入力したキーワードによってはGoogleなどの検索サイトの上位にも、お金儲けのためだけに作ったゴミサイトが複数表示されることがあるので、「インターネットはゴミサイトだらけ」と思ってしまいますね。では、どうしてこんなにゴミだらけになってしまったのでしょうか?
お金儲けのために時間とお金をかけて優れたサイトを作る人しかいない状態が理想なのですが、現実はそうなっていません。検索エンジンを攻略すると、優れたサイトに見せかけるだけでアフィリエイトなどを使ってお金儲けをできてしまうのが現実です。
インターネットの一番の問題点は「読者にメリットを与えるためにこだわった厳選ページのサイト」より「関連キーワードをたくさん盛り込んだ大量生成ページのサイト」のほうがコンテンツ量が豊富で高く評価されやすくお金も稼ぎやすいことです。
検索エンジンを使ってお金儲けをするためには、「関連キーワードをたくさん盛り込んだページやサイト」をたくさん作ったほうが有利です。ですから、お金をかけてより多くのサイトを作る会社や個人が増え続けてインターネットがゴミだらけになっています。
お小遣い稼ぎの初心者ライターに大量に記事を書かせてページを作成させる企業も増えています。とにかく文字単価を安くして質の低い記事で利益を出すことだけを考えているので、ゴミみたいな記事だらけのゴミサイトが量産されます。
検索エンジンの上位がゴミだらけになっていても広告を出す業者があります。そういう業者の商品は誇大広告で詐欺スレスレの物もあり、質の低いサイトでも喜んで広告を出します。そして、ゴミサイトの運営者も単価さえ高ければ怪しい広告主でも歓迎します。
質の高い商品を売っている会社も、ゴミサイトには結構広告を出します。上場企業は、過激な内容のサイトは避けますが、中身が薄く当たり障りがないタイプのゴミサイトは広告の配信対象にすることも多いです。
インターネットで嫌われているゴミサイトは、わからないテーマに関して長々と書いた上で、「~はどうなんでしょうか?真相が分かり次第、記載します!」というような締めで終わるサイトです。特に芸能人のスキャンダルや最新の事件の被害者や加害者に関する記事でよく見られます。
検索エンジンは古いサイトを優先的に上位に表示する傾向があるので、世間の注目を浴びそうなニュースが出たときには、関連キーワードを使って少しでも早く記事を上げたサイトが上位表示されやすくなります。
つまり、情報が判明するまで待ったり、調査したりした運営者のサイトは上位表示されにくく、情報判明前に適当な記事を長文で書いたサイトが上位表示されやすくなってしまいます。ゴミサイトは情報をパクる際も意味を理解せずにパクっているので、ゴミみたいな記事を量産し続けてしまいます。
高品質のサイトを作るのはお金も時間もかかるので、上位表示にお金と時間をかけているゴミサイトに負けてしまいます。また、お金と時間をかけて作成したコンテンツがゴミサイトにパクられて利益が出なくなるので、お金と時間をかけてコンテンツを作成する人が減ってしまいました。
ゲーム攻略サイトは、各ゲームのマニアが丁寧に攻略記事を上げる個人サイトが多数ありましたが、苦労して作成した攻略情報を大手のサイトにパクられて収益を得られなくなり運営をやめる人が増えました。その結果、検索エンジンの上位には「調査中」だらけの記事が増えてしまいました。
アフィリエイトの報酬を目的にしたゴミサイトも増えています。実際にいい商品ではなく、アフィリエイトの報酬がたくさんもらえる商品を褒めるので、悪質な商品を高く評価するゴミサイトが量産され続けています。
詐欺に近いような悪質な会社も高額なアフィリエイト報酬を支払うことによって、インターネット上の悪評消しを行っています。怪しい商品を検索エンジンで調べても、絶賛するアフィリエイトページばかりであることが多いです。
最近はインターネット検索をするとYou Tube動画が上位に来ることが多いです。You Tube動画は動画の尺を長くすると広告がたくさん入れられるので、無駄に長いゴミ動画が多いのが厄介です。初心者向けにわかりやすくするためにテンポを遅くして長い動画の場合は仕方ないですが、情報の質自体も低い場合が多いのが残念ですね。
Youtubeはブログ記事などと違って後から動画内容を修正できないので、間違った情報や古い情報がそのままになっている場合があります。1年以上前のYoutube動画を観る際には、概要欄やコメント欄に動画の内容に関する訂正等がないかをチェックしましょう。
インターネット広告は個人の趣向にあった広告を出してくれる仕組みがあるので便利ですが、完璧ではないので人によってはゴミだらけになることがあります。変な広告や嫌な広告を興味本位で見てしまうと、インターネット広告のシステムにそういうものが好きだと勘違いされて画面の広告がゴミだらけになってしまいます。
楽して稼ぎたいという気持ちが強い人は、詐欺師にとって一番のターゲットなので、「簡単にお金を稼ぐ方法」という詐欺業者の広告がたくさん出てしまいます。何度も騙されるような巧妙な手口を使うので、副業詐欺のゴミ広告を延々と見続けては騙され続ける人生になっている人が多数います。
副業詐欺にはマルチ系が多いので、TWITTERなどのSNSにマルチ投稿を推奨する教材の購入者たちがゴミツイートを量産しています。インターネット上にもマルチ教材に騙された人々のゴミ記事がたくさん上がっています。
Googleの検索を行うと広告が多数表示されるのを嫌がる人もいるでしょう。無料で検索エンジンを使うためには仕方ないことですが、広告主の審査をしっかり行わないとゴミだらけ使いにくいサイトになってしまいます。
Googleの広告の審査はある程度厳しいので、違法性がある商品や怪しい商品はある程度除外されていますが、景品商事法違反で措置命令を出されるような企業のダイエットサプリに関するゴミサイトは広告審査を通過することもあります。
SNS広告でも人によっては、怪しい商品ばかりが出てくることがあります。TWITTERの動画広告で出てくる便利グッズなどは動画で紹介されているものと別物過ぎて驚いてしまうことが多いですね!
You Tube動画にはテレビCMを出している上場企業のまともな広告も多数出ますが、怪しい商品を売るための漫画広告なども多数出ます。特に、副業系やダイエット系などの怪しい商品の広告はゴミだらけなのでうんざりしてしまいますね。
副業系は稼げない情報を別の人に売るだけのマルチへの参加案内をするだけのゴミサイトが多いです。ダイエットサプリは、効果がない上に初回だけ以上に値段が安くて割高な定期購読になるゴミサイトが多いです。返金保証はハードルが高すぎる上に、解約も面倒なことが多いです。
検索エンジンに出向される広告は通常の広告よりも、個人的な興味や関心に近いので、知ってよかったと思えるものもあります。ただし、よい商品のサイトを表面だけ真似した悪質な会社もあるので気をつけましょう。
インターネットの中には、SNSのような検索エンジンからのアクセスに頼らないサイトやアプリもたくさんあります。しかし、SNSの投稿も残念ながら別の理由でゴミだらけになってしまっています。
SNSではいいね数やシェア数で投稿の価値が評価されるので、大衆に人気の情報が拡散されやすくなっています。内容がゴミでも嘘でも面白ければ、高速で拡散されるので陰謀論やデマや詐欺などのゴミだらけになっています。
SNS上の投稿や広告は、「簡単に痩せられる方法」「医療に頼らずがんを治療する方法」「手術なしでバストアップする方法」「簡単にシミを取る方法」「宝くじに当選するパワーストーン」などお金を騙し取るための詐欺的なものも多いので注意が必要です。
SNSでは、「WEBマーケティングを正しく学べば簡単に月30万円稼げるよ」というマルチ商法の投稿が多数見られます。プロフィールページに飛ぶとLINEに誘導されて直接稼ぐ方法を教えてもらえるのですが、最終的にはSNSで同じ投稿をしてお客を集めることになるので、類似投稿が増えていきます。
しかも、同じマルチ商法に参加している人同士でお互いのSNS投稿に高評価をしあい、コメントをしあい、共有をしあうので、マルチ商法の投稿がどんどん拡散され続けています。マーケティングというテーマで情報収集をしようとするとマルチ商法の投稿だらけになってしまっていますね。
インターネットがゴミだらけになってしまう問題はすぐに解決できるものではありませんが、「ゴミサイトを除外する」「優れたサイトを作る」「優れたサイトを拡散する」という基本を実践し続ければ少しずつですが解決できます。
実際にゴミサイトやゴミみたいな記事は定期的な検索エンジンのアップデートで除外されています。除外を回避できているサイトは除外対策を繰り返しています。検索エンジンをアップデートしても新しいゴミサイトが上位に出てきますが、長期的には検索エンジンに上位表示されるゴミだらけの記事の割合は減っていくでしょう。
ゴミサイトを除外するのは検索エンジンを運営しているGoogleなどの企業の役割ですが、DeNAのような有名企業がゴミサイトを量産しているのを見つけた場合には、一般人がSNSなどを通じて糾弾することでゴミサイトの自主削除をさせることも可能です。
Googleの検索結果に満足できない場合は、別の検索エンジンに乗り換えるのも有効です。広告収益を重視しすぎているGoogleに取って代わることを目指して、有料のサブスク形式の検索エンジンNeevaが登場したので日本版が使えるようになったら登録するのも良いでしょう。
ゴミサイトで紹介されている怪しい商品を買うのを辞めることでゴミサイトの大量生産を防ぐこともできます。そこで浮いたお金は質の高いサービスやページを作成している企業に対して使いましょう。
お金儲けのためのゴミサイトはインターネット初心者が直感的に使う検索ワードを狙って記事を書いていることが多いです。ですから、自分がどういう情報が欲しいのかをよく考えて、質の高いサイトの運営者が記事に入れそうな検索ワードで検索するようにするとゴミサイトを回避することができます。
お金儲けのことだけを考えるとゴミサイトを作ったほうが良いのですが、インターネットがゴミだらけ問題を解決するという理念のもとに優れたサイトを作れば、インターネットがゴミだらけ問題も少しは解決します。
その際には、読者のメリットを一番に考えるのが大切ですが、記事の文章量を多くしたり、関連キーワードを入れたりと検索エンジン対策も支障のない範囲で行うことが大切です。せっかくコンテンツが優れたサイトを作ってもゴミサイトに埋もれては意味がありません。
今人気のサイトよりも少しでもいいので質の高いサイトを作ることを目指すのが現実的です。せっかく質が高いコンテンツを作っているのに検索エンジン対策を行っていないせいで埋もれているサイトを見つけたら検索エンジン対策をするように勧めてみましょう。
ゴミサイトがデマや嘘を書いているのを発見したら、ゴミサイトのデマや嘘を批判する記事を投稿しましょう。ゴミサイトのデマや嘘を信じた人がさらに詳しい情報を得るために入力しそうな検索ワードを狙って記事を投稿できれば理想的です。
優れたサイトを見つけたら、SNSで拡散したり、自分のサイトで紹介したりしてリンクを付けて検索エンジンの上位に表示されるように支援をすることも大切です。人の目で見て面白いと思ったサイトを積極的に拡散して、お金儲けのゴミサイトより少しでも高く評価されるようにしましょう。
コンテンツの質を高めるのに集中しているサイトはゴミサイトよりも検索エンジン対策をやっていないので、支援が必要です。コンテンツ自体はゴミサイトが真似することもできますが、コンテンツを生み出せる人を支援することが大切です。
お金儲けのためのゴミサイトのせいで埋もれかけている有料サイトを見つけたら、コメントで応援をするとよいです。コメントで評価されるとやる気が出て、ページに追記をしたり、新しい記事を投稿したりして有料サイトがゴミサイトに勝つ確率があがります。
コメントで長文でやりとりをするとそれだけでも検索エンジンで上位に上がりやすくなります。優れたコンテンツを作成している人はお金よりも、人の役に立てることに喜びを感じている確率が高いので、優れた情報をアップロードしてくれたことに感謝のメールやコメントをしましょう。
お金儲けのためのゴミサイトに関して批判するとSNSでも多くの共感を受けて高評価やシェアをしてもらうことができます。そして、より多くの人がゴミサイトの存在に気づき、ゴミサイトの撲滅や回避のために動くことによりゴミサイトの収益を減らしてインターネット上のゴミサイトを減らすことができます。
まとめサイトやキュレーションサイトでもゴミみたいな記事が作成されたり、ゴミサイトを紹介したりされることがありますが、良いサイトを優先的に紹介するまとめサイトやキュレーションサイトを作成して大きくできればインターネット上に非常によい影響を与えることができます。
インターネットは今でもゴミだらけと思うことが多いですが、過去を振り返ってみるとゴミサイトが除外された事例はたくさんありますね。私が特に印象に残っているゴミサイトの除外事件をまとめます。
株式会社DeNAの運営していたキュレーションサイトWELQ(ウェルク)は、不正確な医療情報などを含むゴミみたいな記事を35000本以上投稿していたために炎上して閉鎖に追い込まれました。
WELQ(ウェルク)問題の後は、サイトのコンテンツの品質の見直しが幅広く行われ、多くのキュレーションサイトにあったゴミみたいな記事が削除されました。
グーグルの検索エンジンは常にアップデートされ続けていますが、年に数回ほどはコアアップデートと呼ばれる大幅なアップデートが行われて検索表示順位が変更され、ゴミサイトが除外されています。
2022年5月26日には、EATアップデートと呼ばれるコアアップデートがありました。以下の3つの評価を高くすることによって、以下の3つを伴わないゴミサイトは軒並み検索表示順位が下がりました。
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
インターネットに存在するゴミサイトは、AIの発展によって一気に除外される可能性が高いです。AIの性能が高まれば高まるほど様々なデータ解析でゴミサイトの実態を暴かれる確率が上がります。
ゴミサイトの運営者も検索エンジンで上位表示されて稼ぐためにお金と時間をかけて試行錯誤しているので、一筋縄ではいかないと思いますが、質の高いサイトを作っている人が報われる社会を作るためにみんなで頑張っていきましょう!
Googleの検索エンジンでは、かなり前からサイトを紹介するのではなく、調べたいであろう情報を直接返すようになっています。この技術が発展すれば、大半の検索リクエストに対してGoogleがbardを使って直接答えを返すようになる可能性が高いです。
その結果、かなり質の高いサイト以外は検索エンジンで紹介されることも無くなる可能性があります。ですから、今から時間とお金をかけてサイトを作るのであれば高品質なサイトを目指したほうがよいかもしれません。
高品質なサイトを作るとAIの学習データとして使われる可能性があるので、その際に対価を求めるための戦略も事前に考えておくと良いですね。苦労して高品質なサイトを作る際にはゴミサイトと間違われないようにゴミサイトとの調査比較も行っておきましょう。
bardやCHATGPTのようなAIはWEBのデータを収集して学習しているので、間違えた情報を出してしまう場合があります。AIの回答を真に受けないように気をつけましょう。
大学校を名乗るのに文部科学省の許可はいらないのですが、ChatGPTで調べると大学校を名乗るのに文部科学省の許可がいるという嘘の情報が出るという事例がありました。
ホリエモンが運営している「大学校」に対して、”「大学校」を名乗られていますが文部科学省の認可は得られたのでしょうか?”というクソリプが来たので、「ググレカス」の応用で「ChatGPTにでも聞いてからにしろや。」と返したら、肝心のChatGPTが間違えていたという事件でした。